悪霊入ってさあ大変!続き

ごきげんよう。クンクン博士じゃ

前回の続きじゃ。

さて、お約束通り、ワシが過去(2010年10月11日)にX(旧ツイッター)で呟いた悪霊憑きの話をご紹介する。

フィリピンのど田舎で実際に起きた悪霊騒ぎのニュースをネタに、同じXで時折「つぶやき怪談」を披露されとる稲川淳二さんの口調を真似てみた。

皆さんと怖・楽しい話を共有できれば幸いじゃ。

何が起こっても、責任はとれんがの。

ツイッター怪談 引用ここから ***

アルバイ州リガオの高等学校で、生徒数名が現地で恐れられとる「ソウル・ナッパー(魂の誘拐者)」に体をのっとられるという事件があったそうじゃ。では、これから「つぶやき怪談」で楽しませていただいとる稲川淳二さんの口調を真似しながら、詳細を説明しようと思う。

こんばんは。クンクン博士です。

今夜は涼しいですね。フィリピンはこれから先、ラニーニャに悩まされるそうですよ。

それでは、そろそろ始めましょうか。

巷のタブロイド紙から拾ってきた、怖い話です。

アルバイ州のリガオ町っていう、田舎なんですがね。

そこのある高等学校の生徒さん4人が、授業中に悪魔に体を乗っとられて暴れる騒ぎがあったんです。

フィリピンの田舎にはこういう話、けっこうあるんですよ。

その日、その高等学校ではいつものようにクラス全員で授業の前のお祈りをしてたんだそうですが。

冷たい空気がすうぅぅーっと教室内に漂ったと思うや、どこからともなく赤ん坊の泣き声が聞こえてきた。

それはもう、体のパーツを一つ一つゆっくりと引きちぎられてるかのような、「ギャーーーッ!」みたいな、体中の毛が一斉にそっくり返るほどの、不気味な叫び声だったらしいですよ。

耳をふさぎたくなるような、痛々しい赤ん坊の泣き声。

そのうち、女子生徒2人が突然、英語でもタガログ語でもビコール語でもない、国籍不明の言語で意味不明なことをまくし立て、暴れ始めた。

男子生徒数人が取り押さえようとしたが、逆に投げ飛ばされてしまう始末。

華奢な女子生徒のはずなのに、男の大人なみの腕力だったそうですよ。すごいですね…

しばらくすると、隣のクラスでも同じように生徒2人が暴れ始めた。伝染でもしたように症状がそっくり。まったく手に負えない。

それでも、どうにか4人を近くの除霊師の家に運び込んだ。

そこで除霊してもらって、やっと騒ぎが収まったそうですよ。

霊媒師の話では、生徒たちがしゃべっていた言葉は、宗教的な儀式などでトランス状態に入った信者がよく口走る言葉だそうです。いわゆる「舌がかり」といわれる状態。

アルバイ州では、ここ数週間の間に他の町でも同じような怪現象が起きていて、20人くらいの生徒が被害にあっているそうですよ…

いかがですか。楽しんでいただけましたか。

というか、実話らしいんで、楽しむどころじゃないですよね…

以上じゃ。稲川淳二さん、真似してしまって申し訳ない。これからもつぶやき怪談、期待してますぞ。

ツイッター怪談 引用ここまで ***

悪霊入ってさあ大変!続き
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「サイキックドクターA」を参照のこと。

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